2025/07/29 11:44

12年前に書いた物語、「雲の船乗り」を
久しぶりに製本しました
あのころ、空ばかり眺めていました
空も雲も毎日そこにあるのに、
雲と雲が交差することに
初めて気が付いた日のことを
いまでも思い出します
そのころ、和綿をたくさん紡いでいました
雲をも紡ぐことができそうなくらい
「雲の船乗り」には、
あのころのわたしがいて
あのころのわたしは
ひとと出会って引き出された感情を
"手放す"という努力を
一生懸命していたように思います
果てしなく思えた時間が
この物語に刻まれていました
祖父が亡くなる
前日に書き終えた、この物語
祖父の誕生日である今日から
再出発してもらいます
最愛の祖父へ
インスタグラムにて、
1話ずつ公開する予定です
楽しんでいただけましたら幸いです
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「雲の船乗り」
第1話 鳥の話
第2話 一番星
第3話 雲と雲の交差点
第4話 雲紡ぎの娘
第5話 雲の波
第6話 空と海の話
第7話 雲の糸
第8話 糸の先
発行日:2013年 11月11日
サイズ:8.0 × 11.0
ページ:45p
第1話 鳥の話
第2話 一番星
第3話 雲と雲の交差点
第4話 雲紡ぎの娘
第5話 雲の波
第6話 空と海の話
第7話 雲の糸
第8話 糸の先
発行日:2013年 11月11日
サイズ:8.0 × 11.0
ページ:45p
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